スタッフブログ
瀬戸市M様邸 新築工事スタート!
愛知県大府市を中心に岐阜・三重でも注文住宅の新築やリフォーム、建替え・店舗を手掛ける株式会社Aoken大工スタッフです。
瀬戸市 M様邸新築工事が始まりました!
まずは土台伏せ。
三平方の定理を応用して基礎に対して直角を出して土台の位置出しを行います!
腕の良い基礎屋さんにお願いしてあるので割り振りも天端も良かったです
墨出し時に糸で見ると良いか悪いかよくわかります。
基礎と土台の間の黒い物
これが基礎パッキンです
M様邸は床下断熱工法なので通気パッキンを使います。
基礎と土台との均一な通りの良さ、基礎パッキンも綺麗に面を合わせて綺麗に並べます。
ここまで綺麗に施工するとハリが出た様にピシッとします!(自画自賛 自己満の世界)
before
after
とでは基礎パッキンの隙間が全然違いますよね しっかり土台の真下に綺麗に並べます。
お風呂周りや玄関周りは外部扱いになるのでしっかりと気密パッキンと断熱スプレーで処理します。
水抜き穴の防水処理もしっかりと!
床下を綺麗に掃除して断熱材施工して
細かい隙間はスプレーで
いつもの様にしっかりと気密テープを貼って性能を引き出します!
床の構造用合板を貼ってブルーシートを貼って完了です!
ブルーシートはなるべく継ぎ目がない様に10m×10mのとてもでかい分厚い水が染み込まない物を使用してます!
これだけでも1万円くらいします、、
ボルドで穴を開けた部分は防水テープを貼って入念に処理します。
雨が降らなくてもこの時期は霜が下りて濡れるので
大切な工程です。
日が暮れるのが早いですが明るいうちに終わりました!
帰り際、敷地内の駐車場に入れた車を出す時に土で汚れたタイヤが道路に土を引っ張ってきそうで近隣の方にも御迷惑をかけそうなので鉄板でも敷こうかな!
知ってる? すが漏れ
愛知県大府市を中心に岐阜・三重でも注文住宅の新築やリフォーム、建替え・店舗を手掛ける株式会社Aoken大工スタッフです。
前回愛知県でも稀に雪が積もるとお話ししました。
突然ですが、『すが漏れ』ってご存知ですか?
もし知ってたら雪おろし経験者や東北、雪国出身の方。この辺りですと岐阜の山間部の出身の方でしょうか?
私は知らなくて、工事をしていて岐阜山間部の屋根屋さんに教えてもらって知りました。
すが漏れの正体とは、
ます屋根に雪が積もります。
あまり積もらなかった。日中暖かくて溶けた。
この場合は大丈夫です。
ではなく、
屋根に雪が積もった。
日中も温度が上がらず更に降り続けた。
更に積もった。
ここで仮に屋根に20センチ積もったとしましょう。
次の日は日中表面だけ少し雪がとけたとします。
それでもまだ18センチ積もってるとしましょう。
夜気温が下がり表面だけ溶けた水分が 夜凍る。
どんな状態かと言うと、屋根の雪の上に氷のフタをされた様な感じになるってイメージ出来るでしょうか? 伝わってなかったらすいません。
そうなると何が問題になるかと言いますと、
家の外より、家の中(2階の天井の上)の方が気温が高くなるので、太陽で照らされる表面より、初め雪が積もった直接屋根材に接している雪からとけ始めます。
溶けた水は雪や氷のフタで覆われており、
上手く排水が出来ず、
雨樋までいかず、
行き場を失った水が2階の天井から漏れてくるって現象です。
雪が積もってるだけに見えて実は中から溶け出して屋根が水没してる様な状態って感じです
もちろん屋根+ルーフィングで二重で防水対策を行っているものの、今時のぺたんこ屋根 緩い勾配の屋根では漏れるリスクは高くなります。
更には南向きの屋根は比較的太陽も当たり溶けるでしょうが、北や日当たりの悪い屋根は特に注意が必要です
雪国では承知の上で屋根の角度や対策をしてるので問題はないと思います。
普段雪に対して馴染みのない地域の方こそ注意が必要です。
この辺りではほぼ気にする事ではないのかもしれませんが、状況によって弊社では屋根に対策を行っております。
※勾配が緩い
※太陽光パネルは設置しない
※屋根が北向き
※日当たりが悪い
など不安と思う場合は設置しております。
同じ物が車にも使われてる止水材です
車は高温、低温下の過酷な状況にさらされるので耐久性は十分です
施工前↓ 屋根の接合部から水が入る可能性がある
施工後↓ 接合部に止水材充填
接合後↓
屋根の先から可愛く止水材が飛び出てますね!
残念ながらこの子は感謝される事がないかもしれません。
ある事の証明は出来ても
ない事の証明は出来ないから
すが漏れが起きなかった =うちはそもそもそんな事にならなかったと思うから
施工せずに すが漏れが起きた時にしか施工すれば良かったと実感できる時はないからです。
感謝される時がおそらくないからせめてブログで褒めてやって下さい!
実は寒く無い
大府市を中心に岐阜・三重でも注文住宅の新築やリフォーム、建替え・店舗を手掛ける株式会社Aoken大工スタッフです。
今年に入り寒波到来でとても寒いですが、愛知県でも年に2回ほど雪が積もる程降る時がありますよね。
僕の感覚だとクリスマスから年末、
2月の少し終わりがけにまだ降るかって時に積もるイメージです。
新築を建築中、 お施主様より寒い中ご苦労様です など声を掛けて頂くのですが、正直全然寒くないんです 笑
もちろん寒く無くなるのは断熱工事後のお話です。
15年程前の新築工事中は断熱工事をした後でも、とにかく寒かったです。
内装工事中でも鼻水垂らしながら作業してました。
ヒートテックなどの薄くても暖かい性能の良い服などのお陰でもあるのですが、
15年程前と劇的に変化した理由は気密性です。
当時は気密なんて言葉も現場では聞いたことなど無かったです。
いくら断熱しても隙間風で自動的に換気されてるようなものなので室温が上がらない事が寒かった原因です。
お施主様が工事中に遊びに来られると、
全然寒く無いね
暖かいね
暖房してないよね?
って反応される方が多いです。
太陽からの日射取得と断熱気密である程度は勝手に暖かくなります。
サッシの性能も格段に上がっています。
当時はアルミサッシ
現在はオール樹脂サッシやアルミ複合樹脂サッシ
ガラスは複合ペアガラスでアルゴンガスやクリプトン、遮熱や断熱ガラスなどなど
10年で格段に進歩しました。
上記の様な事はネットでも良く検索に引っかかるくらい認知されてきました。
が、あまりネットなどでは書いてありませんが
サッシに関してメーカーさんの努力で私が1番感心している事は
サッシも気密性が格段に上がった事です。
サッシはどうしても開閉する事が前提だったりするのでどうしても隙間は出来ます。
特に引違いが悪いです。
昔は気密測定をするとサッシからの隙間風が多かったですがサッシのグレードにもよりますが今は全然無いですね 引き違いでも
しかし玄関やテラスの引戸は今だに悪いです
気密測定をすると1番隙間風が入って来るところは玄関の引き戸やテラスの引戸です。
ドアなら問題ありません。
玄関やテラスの引戸は構造的にもほぼ進化してません
メーカーさんなんとか頑張って下さい!
画像はサッシ取付後の断熱、気密を上げる為に断熱スプレーで隙間を処理しています
名古屋市緑区完成見学会が終わって
2月8日9日の二日間に渡って開催したAokenの完成見学会。お陰様でたくさんの方にAokenの家を観ていただきました。
来られる方がみなさん「おしゃれ~」や「うちもこうしたい!」と仰っていただきとても嬉しかったのですが、一番嬉しかったことはお施主様がお越しいただき、娘さんがこれから住む家でとても楽しそうにしてくれたことです。最初エアコンの設定温度を22度に設定していたものの、気密性断熱性に優れた家だからこそすぐ暑くなり、設定温度を18度に設定しても快適に過ごせる良い家になりました。そんな素敵な家を二日間に渡って見学会にご協力いただいたお施主様には感謝しかありません。また、今回の見学会は寒気の影響もあり何かと不安な中での開催となりましたが、ご参加いただいた方に事故もなく無事見学会を終えることができて一安心です。改めまして、この二日間携わってくださったみなさん、ここまで至るにお力添えいただいたみなさん、本当に有難うございました。
家造りの喜び
愛知県大府市を中心に、岐阜県・三重県の注文住宅の新築、リフォームを手掛けるAoken代表の青山です。
最近嬉しい事がありました。
先日うちの娘と同じ年齢のお客様の娘さんからアクアビーズで作った蝶々を「青山さんの子供にプレゼントして!」と渡してもらいました。自分が一生懸命作ったのにいいの?と聞くと「友達になりたいんだ〜、宝物にしてって言ってね!」と言ってくれました。自分はとても嬉しい気持ちになり帰宅してすぐに娘にこの事を話して蝶々を渡しました。
娘はとても喜んで「私も友達になりたいってパパ言っといて!」と言い自分の大切にしている物が入っている宝箱に蝶々をしまっていました。
まだお互い会った事もないけどこういった事がきっかけで始まる友達もあるんだなと気づかされました。
家造りがきっかけでお客様と家族ぐるみのお付き合いができたり、子供達が友達になれたりできる事は本当に素敵な事だと思います。自分はそんなお客様達とこれからも一緒に家造りをしていけたらなと思います!