スタッフブログ
LIXIL ラフィス
愛知県大府市を中心に岐阜・三重でも注文住宅の新築やリフォーム、建替え・店舗を手掛ける株式会社Aoken大工スタッフです。
今の現場で使用する建具はLIXILのラフィスという商品を選択しました。
とてもシンプルな商品で、枠が無く、レールだけ天井に埋め込んで扉を吊るだけの極限まで部品点数を減らし、ディテールを追求したシリーズです。
物作りは、
あれもこれもと色んなものを付けて豪華っぽく見せる方が手っ取り早くて簡単です。
削ぎ落としてスマートに、スタイリッシュに作り上げていく事の方が実際の手間はかかったりはするものなのです。
ラフィスの施工方法も正にそれで、
レールを埋め込むだけなのですが、
位置出しなど天井の組み方だったり寸法がとてもシビアだったりまぁ大変。
基本的にはハイドアで天井から扉を吊るしている感じ。
そこで!
ちょっとした事だけど意外と出来てない注意点と言いますか、とても重要な事があります。
昔の家などよくあるのですが、鴨居が垂れ下がってきて扉がフローリングと擦ってしまう。
鴨居が下がってきたことにより和室の襖の動きが悪い。
など
扉の大きさは変わらないので、擦ったり動きが悪くなるということは枠や天上が垂れ下がってきてるということです。
数年程度ではなりませんが、10年、15年と考えた場合、しっかりと対策、施工してなければ確実に垂れ下がってきます。
修正するとしても、天井を加工するのは大変な工事になってしまうので扉を切っちゃいます。
枠があり、枠がしっかり固定されているのであれば枠に扉が付くので扉が下がってくることはありません。
ですがラフィスは枠がなく扉だけが天井から吊るされている感じ。とても施工は重要です。
まぁ施工書にも天井が垂れ下がってこないようにしっかり補強してと記されていますが、
説明書を読んでくれない職人って結構いるんですよね。
新築時にほんの少しだけ手間をかけるだけで
懸垂をしてもびくともせず、20年30年長持ちさせることは容易です。
職人さんも新築ばかりやってる方だと、10年後どうなるかわかってない人って結構います。
リフォームが出来ない人も増えています。
職人のレベルも下がっていると感じます。
昔ながらのお屋敷のような家を新しく建てる人も中々いないので、仕事を覚えても仕方がないと言えばそれまでですが、、
時代ですね。
屋根など刻みが出来る人なんて10年後にはほぼいないかもしれません。
良い家(施工技術)大工さんの腕が良かったかどうかは10年後にわかるって昔の言葉があるのですが、
実際本当にその通りで、
10年後どうなるかわかってる人じゃなきゃ新築時に10年後の対策が出来ないわけで、
新築しかやらない人に10年後がわかるはずもなく、
リフォームしかやらない人には最先端の性能や商品を使用する事もなく、気密や断熱の重要性を理解しようとする事もせず現代から取り残されてしまったり、
リフォームをする事によって経年劣化や解体した時に先人の職人技術を学べる、自分のモノにする事が出来たりと、
新築もリフォームもやってこそ大工の技術も向上するわけであります!
職人って頑固そうだったり、凝り固まり過ぎたり、聞く耳持たなかったりですが、我々の熱意が伝わり共感してくれれば職人は熱い男や義理堅い人が多いのでとても頼もしい存在になります。
計算上の数値や性能は100%施工された新築時の数値です。
性能を100%引き出せるのか。
新築時の状態をどれだけ長く保てるのか。
我々Aokenは追求し続けます!
サッシ取付 完璧を求めて
愛知県大府市を中心に岐阜・三重でも注文住宅の新築やリフォーム、建替え・店舗を手掛ける株式会社Aoken大工スタッフです。
冊子って、真っ直ぐ取り付けられてるなんて当然の事だと思いますよね。
我々の言い方ですと、
真っ直ぐの事を
建て起こし、 起き、垂直なんて言うのですが、実際にどの様に取付してるか紹介しようと思います。
特に難しい事は無く、サッシを仮で置いたらレーザー墨出し機で垂直を確認しながら固定するだけではあります。 一般的には。
少し含みを持たせた言い方をしましたが、違和感を感じた人は凄いです。
なぜかと言うと、同時に水平も見なければ意味が無いからです。
水平が悪いのに垂直だけ合わせてもサッシ枠が台形にひしってしまう事になります。
しかし、全てのサッシの水平を確認した上で垂直を見て取付してる職人を私は未だかつて見た事がありません。
垂直は上棟時に大工さんが糸や針を使って建て起こしを見ながら家を建てていきます。
家の傾きの許容範囲は3/1000とされてるので、
1メートルで3ミリまでは許容とみなされます。
新築時ですと相当悪いです。
3メートルで9ミリも悪ければ新築時ではぶっ壊すレベルです。
実際のところ、新築時での傾きは3メートルで3ミリだと僕の感覚では悪いです。3メートルで2ミリまでに抑えたいところです。
垂直は職人次第で悪くなる と、頭の中に感覚があるので、サッシは垂直を確認した上で取り付けます。
でもなぜ水平は確認しないのかというと、基本的には水平は悪くならないと考えてるからです。
基礎の上に土台、柱を建て梁をかけ屋根で、下へ下へ荷重がかかる為、基礎が水平なので基礎が沈まない限り家は水平になるからです。
しかし実際サッシを仮置きして水平を確認すると悪い場合は全然あります。
それは基礎が悪いからではなく、柱の長さが1㍉違えば水平も変わるし、柱が浮いて沈みきってなければ1㍉高くもなります。
その様なことが起こり得ると知ってはいても、水平を確認しない理由としては悪いとしても1㍉や2㍉の世界なので許容でしょって考えだと思います。
引戸だと調整機構が備わってるので調整でなんとかなりますし。
でも、水平を軽視するととんでもない不具合が起こる場合もあるのです。
横幅がとてもでかい冊子だと左と右は良くても真ん中が下がってたり、調整機構がないサッシの種類もあります。
私は0.5㍉単位でパッキンをかって調整しています。
(画像は縦枠の中間も膨らんでないか確認)
そんなにシビアにみても躯体は木だから動くし痩せるし膨らむよって言われる事もあります。
(画像 水平を確認)
でも水平が1㍉悪い事を確認した上で作業進めるのと、
確認もしない、悪い事も知らなくて作業を進めるのとでは訳が違うのです。
仲の良いサッシ屋さんからは建て付けが1㍉悪いものなら今回は手を抜きましたね、作業が荒いですね、とニヤニヤ冗談混じりで言われます。
全く悪く無くても褒めてもくれませんし何も言ってきません。
私も黙らせてやろうと必死になって調整する訳です。
まぁ良い相乗効果でしょうね。
他にも注意する点は 網戸の問題や樹脂冊子は独自の固定方法があったり、サッシごとに抑えるポイントが違ったりなど色々と自分なりに考えてやってます。
他の人がサッシを取り付けるより2倍は時間が掛かりますが、後の仕事が楽になったり気密性能にも良い方向に働くので。
ちなみにレーザー墨出し機、定価で37万円
定期的に精度の補正をメーカーに出して点検しています。
点検及び補正で 4万円
高すぎる、、、
施工が大事
知ってる? すが漏れ
愛知県大府市を中心に岐阜・三重でも注文住宅の新築やリフォーム、建替え・店舗を手掛ける株式会社Aoken大工スタッフです。
前回愛知県でも稀に雪が積もるとお話ししました。
突然ですが、『すが漏れ』ってご存知ですか?
もし知ってたら雪おろし経験者や東北、雪国出身の方。この辺りですと岐阜の山間部の出身の方でしょうか?
私は知らなくて、工事をしていて岐阜山間部の屋根屋さんに教えてもらって知りました。
すが漏れの正体とは、
ます屋根に雪が積もります。
あまり積もらなかった。日中暖かくて溶けた。
この場合は大丈夫です。
ではなく、
屋根に雪が積もった。
日中も温度が上がらず更に降り続けた。
更に積もった。
ここで仮に屋根に20センチ積もったとしましょう。
次の日は日中表面だけ少し雪がとけたとします。
それでもまだ18センチ積もってるとしましょう。
夜気温が下がり表面だけ溶けた水分が 夜凍る。
どんな状態かと言うと、屋根の雪の上に氷のフタをされた様な感じになるってイメージ出来るでしょうか? 伝わってなかったらすいません。
そうなると何が問題になるかと言いますと、
家の外より、家の中(2階の天井の上)の方が気温が高くなるので、太陽で照らされる表面より、初め雪が積もった直接屋根材に接している雪からとけ始めます。
溶けた水は雪や氷のフタで覆われており、
上手く排水が出来ず、
雨樋までいかず、
行き場を失った水が2階の天井から漏れてくるって現象です。
雪が積もってるだけに見えて実は中から溶け出して屋根が水没してる様な状態って感じです
もちろん屋根+ルーフィングで二重で防水対策を行っているものの、今時のぺたんこ屋根 緩い勾配の屋根では漏れるリスクは高くなります。
更には南向きの屋根は比較的太陽も当たり溶けるでしょうが、北や日当たりの悪い屋根は特に注意が必要です
雪国では承知の上で屋根の角度や対策をしてるので問題はないと思います。
普段雪に対して馴染みのない地域の方こそ注意が必要です。
この辺りではほぼ気にする事ではないのかもしれませんが、状況によって弊社では屋根に対策を行っております。
※勾配が緩い
※太陽光パネルは設置しない
※屋根が北向き
※日当たりが悪い
など不安と思う場合は設置しております。
同じ物が車にも使われてる止水材です
車は高温、低温下の過酷な状況にさらされるので耐久性は十分です
施工前↓ 屋根の接合部から水が入る可能性がある
施工後↓ 接合部に止水材充填
接合後↓
屋根の先から可愛く止水材が飛び出てますね!
残念ながらこの子は感謝される事がないかもしれません。
ある事の証明は出来ても
ない事の証明は出来ないから
すが漏れが起きなかった =うちはそもそもそんな事にならなかったと思うから
施工せずに すが漏れが起きた時にしか施工すれば良かったと実感できる時はないからです。
感謝される時がおそらくないからせめてブログで褒めてやって下さい!
流行
愛知県大府市を中心に岐阜・三重でも注文住宅の新築やリフォーム、建替え・店舗を手掛ける株式会社Aoken大工スタッフです。
流行語の年間大賞に『ふてほど』 が選ばれましたね!
私は流行りや短縮言葉などにはかなりうといので
なんのことやらさっぱりですが、
新築戸建の外観にも流行は有ります。
家なので毎年コロコロ変わる事はなく、私の体感では15〜20年位で外観のトレンドが変化してるような気がします。
外壁で言えば
昭和ではトタンやリシンなどの吹付
平成はサイディング
屋根材は昭和では瓦やスレート
平成に入ってからはカラーベスト
後半ではガルバリウム鋼板ってイメージです。
最近の外観は屋根はぺたんこで四角い軒の無いキューブ型の形が多いですね。
キューブ型で軒が無いのは
土地も高いし45坪未満の土地に軒を出してたら家が小さくなってしまうので中々出来ないなど有りますが、
1番の理由はソーラーパネルです。
沢山パネルを載せたければ片流れ屋根が最も効率的です。
都心部は義務化になる なんて話もあったり
でも絶対日陰なんだけど、、
マンション建ったんだけど、、、などになったらどうなるのでしょうね?
話を戻して、
片流れ屋根はスッキリとシンプルな外観にもなるので15年くらい前から流行り出したかな ⁉︎
と思います。
だけどこの片流れ屋根は実はとてもトラブルが多いです。
今では流行り出してから年数も経ち、
専用の部材が開発されたり、
トラブルの原因も対策も情報が蓄積されてるのでしっかりと理解してる会社であれば全く心配する事はありません。
弊社では雨漏りになりうるであろう部分を二重三重と徹底的に対策を施しています。
中々専門的な事なので説明するのは難しいですが、
この様に(屋根の下の黒い部材)専用の部材を入れてます
ここから更に手を加えますが企業秘密にしておきます。
いくら地震に強い家を造っても水が入れば木は腐りシロアリに喰われ強度は失われます。
お施主さんが気づく頃は手遅れです。
一つ一つを丁寧にしっかりと
これが我々の責任です


















