スタッフブログ
土地選び ハザードマップの重要性
愛知県大府市を中心に岐阜・三重でも注文住宅の新築やリフォーム、建替え・店舗を手掛ける株式会社Aoken大工スタッフです。
火災保険って言い方がややこしいのですが、
火の保険だけではなく、
火災総合保険って言って、
細かな内訳としてはその中に地震、火災、水災、風災など沢山項目があります。
銀行からお金を借る時は火災保険加入が条件になってるので必ず入る事になるのですが、全てに入る必要はありません。
隣の家が離れてて火災の影響を受けない、与えない
場合は火災は外せば保険料は安くなります。
(出火元が自邸で隣の家を延焼させてしまった場合でも責任はない。が逆も然り。要は自分の家は自分で守る)
丘の上で液状化も津波も川の氾濫も関係ないのであれば水災も必要ないでしょう。
風災は必ず入りましょう。昨今ハリケーンは尋常ではないですから。
火災保険に加入する時、代理店の方はハザードマップを必ず確認してアドバイスしてくれます。
が、その時は家が完成する間近です。
代理店の方に活断層の真下ですよ。地震保険は必ず入りましょうと言われて気がついても遅いです。
そもそもその土地は避けるべきだったのかもしれません。
問題がありそうでも対策した家を建てれば問題ありません。
気に入った土地があった場合、まずはハザードマップを最低限確認しましょう。
リスクを未然に回避しましょう。
(市区町村名) ハザードマップ
と検索すれば閲覧出来ます。
ある程度はお客さん自身で勉強し未然にリスク回避する事は必要です。
耐震等級3 +α②
愛知県大府市を中心に岐阜・三重でも注文住宅の新築やリフォーム、建替え・店舗を手掛ける株式会社Aoken大工スタッフです。
続きの話なので前の記事から読んでくれると嬉しいです。
前回までは最高基準の耐震等級3は必ず取るって話でしたね。
地震についてもう少し深掘りします。
地震の対策として耐震、制震、免震が有ります。
誤解が生まれないよう前提しておきます。
極端な話、タワーマンションと平屋では当然揺れ方が違うので対策は違います。
ここでは2階建の30坪程度の戸建とします。
優先順位① 耐震
構造計算かけて耐震等級3を取得して震度7程度の揺れに耐えれる家を建てます。
字のごとく 『耐える』 です。
揺れに耐えれるだけの頑丈な家『固』 をまずは持たせます。
上記だけでもかなり安心です。
これ以下は弊社ではオプションです。
優先順位②制震 (理想は免震)
基本ベースは『固』を追求。しかし固が限界に達すると破損します。
破損する前に力を受け流す部分を作るのが制震
大まかには2種類あって、
※車のサスペンションの様なショックアブソーバー型
震度1の微弱な揺れからでも動き始める壁倍率の計算に入らない装置 。
震度5の揺れを震度4や3に抑える効果が有り、繰返し余震で倒壊すると言われる塑性域に達してしまうのを防ぐ効果が有ります。
アルミの板を少しの力で曲げるだけでは、しなるだけで元の形に戻ります。(弾性)
力一杯曲げると元には戻りませんよね
それが塑性です。
実際に自動車メーカーのYAMAHAやビルシュタインからも開発されてます。
※もう一つは鋼製筋交型
震度5以下の揺れは筋交としての機能を発揮し、震度5以上になるとダンパーが動き出し滑るような動きで力を逃す壁倍率がある装置が有ります。
どちらが良いのかは業界でも論争が絶えないのでなんとも言い難いですが、
鋼製型は1つの装置が高いです。
一棟で1階に4つ装置されてるだけなんてザラです。
4つで本当に意味あるのか?と思ってしまいます。
あるメーカーの公開されている実験動画では全ての壁に装着して実験してました。
全部の壁に装着したら20箇所以上あるぞ?
そりゃ効果あるよね。
いったいいくらかかるのよ?
カタログにそんなこと書いてないけど、、、って思いました。
だったら安価なショックアブソーバー型を沢山付けた方が意味があるのでは?とも思います。
優先順位③ 免震
理想の優先順位は②です。
免震は基礎と家がゴムを介して宙に浮いてるようなイメージで別の動きになるので地面は揺れても家は揺れないような構造になってます。
鶏や鳥類は体を動かしても顔は全く動きません!
YouTubeなどで観ると面白いです。
効果は絶大です。
タワマンの場合は絶対に免震です。高層階だと横に5m揺れるなんて話も、、、、ただコストが非常に高い(そもそも戸建用に開発されてない)
タワマンだと数十億するでしょうね。
戸建に採用するには現実的では無いですね。
一部、戸建用に開発された免震基礎パッキン的なものが販売はされてはいる。
ちなみに地震保険で割引対象に免震建築物割引50%ってのが有りますが、耐震等級3の50%割引と併用はできない為
わざわざ証明取るする必要はないです。
それと稀ですが、突き上げ地震の上下に揺れる場合は免震も制震もあまり意味は無いと思います。
どれも横揺れ対策装置だから。
耐震等級3+α ①
愛知県大府市を中心に岐阜・三重でも注文住宅の新築やリフォーム、建替え・店舗を手掛ける株式会社Aoken大工スタッフです。
前回のblogで
許容応力度計算での耐震等級3 (最高基準)が弊社で新築を建てる上で標準仕様とお話ししました。
耐震等級にはランクがあり、
耐震等級1
耐震等級2
耐震等級3
があります
耐震等級1より1.25倍強いのが耐震等級2
耐震等級1より1.5倍強いのが耐震等級3
です。
耐震等級3の家は複数回の震度7の揺れに耐えれる家とされています。
耐震等級を取得するには、構造計算が出来る専門の技術者に依頼する為、数十万円の費用が発生します。
ですが耐震等級3を取得し、登録性能評価機関で認定を受ければ火災保険加入時に証明書を見せる事で
地震保険が50%割引適応が受けられます。
建物表価にもよりますが、地震保険料年間3万円だとして、50%割引適応されれば1.5万
3万×35年=105万 割引無し
1.5万×35年=52.5万 50%割引
35年で50万円も違いますね
更に地震に強い家になるなら精神的にも経済的にも味方になるとても素晴らしい制度だと思います。
震度7程度の地震は残念ながら避けては通れそうにありません。
有事の際、我が家でダメならどこでもダメ
くらい自信を持った家を建てましょう!
これが弊社の標準です!
耐震等級3と言っても計算方法でここまで違う
愛知県大府市を中心に岐阜・三重にて新築、建て替え、リフォームを手掛けるAokenスタッフです。家を建てるにあたって「耐震等級」という言葉に気をかけている方もいらっしゃるかと思います。Aokenでは「耐震等級3」を標準としているのですが、この「耐震等級3」でも計算方法が何種類かあって、その計算方法で強度が違ってくるのはご存知でしょうか?
多くの住宅会社が「壁量計算」にて「耐震等級3」もしくは「耐震等級3相当」としていることに対し、Aokenでは許容応力度計算にて計算した「耐震等級3」を標準としています。これがAokenの「ちょっと良い家」のポイントの一つです。コストを下げる方法はたくさんあるものの、大切なところにはしっかりコストも手間もかけて「安心・安全」が当たり前の状態であることがAokenの当たり前です。もしこれから家づくりを計画される方は、是非検討されている住宅会社に「おたくは壁量計算ですか?許容応力度計算ですか?」と尋ねてみてもいいのでは?
愛知・岐阜・三重のみなさん点検商法にご注意ください
愛知県大府市を中心に岐阜・三重にて注文住宅の新築・リフォーム・建替えを手掛ける大工工務店Aokenスタッフです。以前から全国各地で発生している「点検商法」。点検やリフォームの提案を装って、本来必要のない工事や、相場からかけはなれた金額の工事を勧めてくる悪質な詐欺です。特に最近被害が急増したこともあり、警視庁から注意喚起も出ているほどです。中には事件に繋がる恐れもありますので飛込みの業者が来た場合は
・話を聞かない
・家に入れない
・床下に入らせない
・屋根に上らせない
を徹底してください。
ただ、ご自宅で気になる点やご不安な点をお抱えの方は気になる箇所の写真や動画、もしくは気になる点を事前にメモしていただきAokenにご相談ください。無料で相談にのらせていただきます。しつこい営業も一切ありませんのでお気軽にご相談ください。
連休中はご家族やご友人と集まる機会も増えるかと思います。それぞれが注意喚起を行い、良い連休をお過ごしください。