スタッフブログ
実は寒く無い
大府市を中心に岐阜・三重でも注文住宅の新築やリフォーム、建替え・店舗を手掛ける株式会社Aoken大工スタッフです。
今年に入り寒波到来でとても寒いですが、愛知県でも年に2回ほど雪が積もる程降る時がありますよね。
僕の感覚だとクリスマスから年末、
2月の少し終わりがけにまだ降るかって時に積もるイメージです。
新築を建築中、 お施主様より寒い中ご苦労様です など声を掛けて頂くのですが、正直全然寒くないんです 笑
もちろん寒く無くなるのは断熱工事後のお話です。
15年程前の新築工事中は断熱工事をした後でも、とにかく寒かったです。
内装工事中でも鼻水垂らしながら作業してました。
ヒートテックなどの薄くても暖かい性能の良い服などのお陰でもあるのですが、
15年程前と劇的に変化した理由は気密性です。
当時は気密なんて言葉も現場では聞いたことなど無かったです。
いくら断熱しても隙間風で自動的に換気されてるようなものなので室温が上がらない事が寒かった原因です。
お施主様が工事中に遊びに来られると、
全然寒く無いね
暖かいね
暖房してないよね?
って反応される方が多いです。
太陽からの日射取得と断熱気密である程度は勝手に暖かくなります。
サッシの性能も格段に上がっています。
当時はアルミサッシ
現在はオール樹脂サッシやアルミ複合樹脂サッシ
ガラスは複合ペアガラスでアルゴンガスやクリプトン、遮熱や断熱ガラスなどなど
10年で格段に進歩しました。
上記の様な事はネットでも良く検索に引っかかるくらい認知されてきました。
が、あまりネットなどでは書いてありませんが
サッシに関してメーカーさんの努力で私が1番感心している事は
サッシも気密性が格段に上がった事です。
サッシはどうしても開閉する事が前提だったりするのでどうしても隙間は出来ます。
特に引違いが悪いです。
昔は気密測定をするとサッシからの隙間風が多かったですがサッシのグレードにもよりますが今は全然無いですね 引き違いでも
しかし玄関やテラスの引戸は今だに悪いです
気密測定をすると1番隙間風が入って来るところは玄関の引き戸やテラスの引戸です。
ドアなら問題ありません。
玄関やテラスの引戸は構造的にもほぼ進化してません
メーカーさんなんとか頑張って下さい!
画像はサッシ取付後の断熱、気密を上げる為に断熱スプレーで隙間を処理しています